慢性腎臓病に関しては、腎臓の機能が明白に改善することは少ないので、体内のカリウムを体の外へ排泄する力がだんだんと落ちていき、カリウムの摂取と排泄のバランスを維持するために、必要に応じてカリウムの摂取を抑えていくことが不可欠です。濃縮加工した野菜ジュースは、生のままの野菜や果物と比較するとそのものに含まれたカリウムの量が圧倒的に多いです。仮に、腎機能が正常に働いていない患者さんが、野菜ジュースを常時摂取している場合には高カリウム血症を発症する危険が高まります。一度失われてしまった腎臓の機能は、回復することがない場合が多く慢性腎不全といわれる病態になります。進行の回避には早期治療の開始が望まれ、近年の医療技術がそれを実現し、腎臓の機能低下を最小限に抑えたり、遅らせたりすることが可能です。病状が末期腎不全に推移しても回復の見込みを著しく悲観することはなく、いわゆる腎代替療法(透析療法や移植)とよばれるものにはそれぞれに応じた治療法も加わり、個々の状態と環境にマッチした治療を選ぶことが期待できます。腎臓の病気には遺伝的要因からくる腎炎であったり、またはDNAが原因ではない外的要因のものまで多岐にわたりますが、定期的に健康診断を受け早期に発見し、病気と無縁の生活状態を意識することで健康的な生活を維持することが可能になります。ところが、腎臓病の中にはかなり進行するまで無自覚なものもあるために、予防がなかなか難しいのも現実です。例えば、いつもとは違う尿が出た場合は、すぐに医師へ相談しましょう。腎臓が健康でない方が最近増え、問題となっています。腎臓は尿をつくる臓器で背中に二つあって働きとしては体内の不要な老廃物を外に出したり、電解質の調整を行ったり、さらに血液が酸性に傾かないようにしたり、血圧の管理であったり赤血球の生成にも関係し、たいへん重要な働きを私たちの体の中で行っています。腎臓病治療は当然病院で薬を飲んだり注射をしたりすることが大事ですが、日常的に健康的な生活を意識することが大事です。腎臓の負担を軽くするためには、食塩制限が必要です。食塩摂取の適量は、一日6g未満とされています。加工された食品や塩分の多い食品はさけて、できるだけ生の食品を摂りましょう。毎日の料理には、天然のだしを使ってみましょう。薄味でもおいしく食べることができます。たんぱく質が多く含まれる食べ物として、肉・魚・卵・大豆製品・乳製品があります。たんぱく質の制限を必要としている方にふさわしい食品として市販でも購入できる「低たんぱく質食品」があります。管理栄養士に相談した上で、適切に使ってみてください。腎臓機能が低下し腎臓病が悪化してくると次は腎不全と呼ばれる状態になります。腎不全には、急激に腎臓の機能が低下する急性腎不全と、数か月から数十年の長い年月をかけて徐々に腎機能が悪化する慢性腎不全があります。急性腎不全は、状態に応じた治療を実行し病状悪化の元を探り除去することにより、健康な状態への回復が期待できます。反対に、慢性腎不全については腎不全の進行状況によって腎臓の機能が徐々に失われ、腎機能は回復しません。薬物療法と食事療法がCKD治療の要となり、CKDの進行を防ぐためにもこれらの自発的な管理が必要です。そのための食事療法は減塩・蛋白制限がメインとなり、減塩食は高血圧治療を容易にして、一方、蛋白制限食は腎機能の悪化を防ぐ効果が認められています。CKDステージ3に対する推奨は、減塩6g/日・蛋白制限 0.6g/kg×体重/日ですが、日本人の平均的な塩分・蛋白の摂取量に比べると約半分であるせいで、大抵は蛋白制限食を美味しく感じない、あるいはカロリー不足などの懸念から、なかなか実践に踏み切れない方も多く存在します。ソラマメの形状に類似した我々の腎臓は左右に一個ずつ、腰の辺りに存在します。さて、この腎臓には糸球体というごく小さな血管が無数に存在するのです。腎臓におけるメインの働きは、たんぱく質の代謝によって発生した不要なもの、いわゆる血中の老廃物や毒素を尿の中に排出します。体内にある電解質といわれるものの濃度を一定に保ったり、あるいは、赤血球を作るホルモンや血圧の調整、骨の組織に関係するホルモンを形成するなどのたいへん重要な役目を司っています。一日の食事の種類や量についてや、どのようにして献立を考えたらよいか、各々に応じた食塩の抑え方などを指導します。低たんぱく食事療法ですと、治療用特殊食品の使用が不可欠ですから、治療用特殊食品の紹介や使い方なども教えます。具体的に患者さんがどのくらいのたんぱく質や食塩を摂取しているかをチェックします。摂取量の計算方法として、日中の糞尿の検査をします。尿の中へ尿素窒素やナトリウムが排出されるので、日中の排泄量を調べることで、たんぱく質や食塩の摂取量を把握します。もっとも適切な蛋白摂取量は、標準体重で約0.8g/kgです。もし標準体重が60kgくらいであれば、おおよその蛋白摂取量は一日50g程度になります。例えば、食品に含まれる蛋白の量を知りたいときはよく見かける食品標準成分表を参考にするとよいでしょう。このような食事療法については、栄養士の指示でいろいろと工夫してやっていけます。開業医さんの中には食事指導が難しい場合もあるので、近隣に腎臓内科のある病院がないか訊ねて紹介してもらい、専門的意見を頂くこともよいと思います。よく読まれてるサイト:低たんぱく食品通販