腎臓病食を調理する女性

非常に面倒な腎臓病の食事制限

腎臓病の厄介なところは、日々の生活において様々な「節制」を求められる点にあります。
飲酒・喫煙の禁止はもとより、一定の運動量を保ち、規則正しい生活を送らねばなりません。

とりわけ面倒なのが食事制限です。
お菓子を減らすとか夜食は避けるとか、その程度ならまだしも、腎臓病の食事制限は実に細かく、厳密なものです。

たんぱく質、塩分、カロリー、糖分、カリウム、そしてリンや水分など。腎臓に負担を与えかねない全ての食品・栄養や成分について、摂取する量を調整しなければなりません。
しかも、多過ぎても少な過ぎてもいけない厄介なものです。

1日3食をどうしようか考えるだけではなく、それが毎日毎日ずっと続くのは腎臓病の制限食を作る側も、食べる側にも大変な負担をしいるものです。

そんな負担を大幅に軽くしてくれるアイテムこそが、腎臓病食に特化した宅配食です。

では、腎臓病の食事制限にとって宅配食がいかに便利なのか、宅配食の利用にはどういうメリットがあるのかについて、具体的にみていきましょう。

腎臓病の食事制限と宅配食のメリット

宅配食のメリットには、大きく分けて2つあります。
それは食事制限とは無関係な「宅配食自体の利点」と、宅配食の「腎臓病食としての相応しさ」です。
そして腎臓病食の宅配の特長は、この両者のメリットが相乗的な効果を生み出すところにこそあるのです。

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腎臓病宅配食自体の利点

腎臓病の宅配食自体に含まれるメリットは、まず何と言っても楽なこと。
「楽」とは、具体的には以下の内容です。

  • 献立を考えたり、計量しなくてよい
  • 食材の買い出しが不要
  • 調理をしなくてよい
  • 食器や調理道具の洗い物が出ない

並べてみると当たり前のようですが、実際の話、疲れている時や立て込んでいる時には便利といえます。しかし、これが腎臓病食となれば、その便利さの度合いは段違いです。

 

腎臓病食としての宅配食の相応しさ

腎臓病食の面倒さとは、突き詰めると3つの点に集約されます。
①メニューを考えること、 ②調理すること、③栄養・成分に注意すること、です。

宅配の腎臓病食は、これら全ての難点を効果的に解消します。
以下、順に検討していきましょう。

宅配食だからいちいちメニューに悩む必要もなし

通常、自分で食事を用意しようと思ったら、まずメニューから考える必要があります。

ところが腎臓病食の場合は、単に好きなメニューを選べばいいのではなく、含まれている栄養や成分との兼ね合いで食材から考慮しなければなりません。

つまり、メニュー決めの負担が通常よりも大きいのです。

宅配食の場合、料理が運ばれてくるわけですから、食材やメニューをあれこれ悩んで決める必要がなく、日々の3食の準備から解放されます。

また、買い忘れの心配もないので、確実に食事を用意することができます。

調理方法や味付けもバラエティー豊富で美味しい

腎臓病食では調理や味付けも手間が掛かります。

なぜなら、体調や病状によって汁物・干物・漬物や煮物を避ける必要があったり、たんぱく質や塩分を控えなければならなかったりするためです。

世の中には、不健康だからこそ美味しいという食べ物も存在します。そこで、腎臓病食を始めとする健康食には、「健康」と「おいしさ」という2つの異なる要請に応えねばならない難しさがあるわけです。

腎臓病の食事療法に合わせた宅配食は、その性質上から単発の注文ではなく、ある程度継続しても大丈夫なように考案されています。

メニューだけではなく調理方法や味付けも、なるべく似通わないようにバラエティー豊かとなっているので、飽きがきません。

管理栄養士による監修で栄養バランスもばっちり

腎臓病患者の方の食事でもっとも重要なのは、食事に含まれる栄養・成分の調整です。
特に大事なのは、食塩とたんぱく質の摂取量。

腎臓病の進行度によっても異なりますが、初期のステージの目安としては、1日につき食塩が3g以上6g未満、たんぱく質が標準体重1kgあたり1.3g以下と、かなり厳密な制限となっています。

腎臓病食として用意された宅配食は、栄養指導や栄養管理のプロである管理栄養士の監修・指導を受けて調理されています。

そのため、腎臓病患者の方にとって最大の心配事であろう「栄養・成分のバランス」という問題もクリアできているのです。

腎臓病宅配食メリット・デメリット

腎臓病食を宅配食に変えることへの問題点

宅配の腎臓病食が楽で安全だとしても、何か問題点はないのでしょうか。
デメリットとして想定される主なポイントを挙げてみました。

アレルギーがある場合はどうする?

いくら美味しく作られた宅配食でも、アレルギーがあっては食べられません。

そこで腎臓病用の宅配食では、それぞれの業者ごとにアレルゲン表示をきちんと行う、おかずの品目や写真、レシピを明示する、といった対応を取っています。

また、アレルギー症状があることを予め伝えておけば、代わりのメニューに差し替えてくれる業者もあります。

健康のための腎臓病食ですから、アレルギーに対する配慮も行き届いておりますので、安心して注文できます。

食べなかったとき無駄にならない?

予め注文しておけば届けてくれるのが宅配食の利点の一つですが、たとえば急に外食することが決まった場合など、食べなかった時に無駄にならないのかが気になります。

この点について、宅配食は基本的に冷凍のお弁当として配達されるので、管理・保存が容易だという特長があります。

そのまま冷凍しておけば数カ月は保ちますので、好きな時に食べられます。

たまたま食べなかったとしても処分する必要はありませんし、宅配食以外の選択肢が制限されることもないので心配ありません。

腎臓病宅配食の値段は高くないの?

現実的な問題として、宅配食、しかも腎臓病の食事制限に対応した専門的な食事を注文するのは高くつくのでは? という懸念もあるでしょう。

腎臓病用の宅配食の値段は、業者によっても異なりますが、概ね1食あたり700円前後と、外食などと比べてもそう高額ではありません。

送料の初回無料サービスや、味・量などを確認するための初回お試しサービスを実施しているところもあり、低コストで比較検討をすることも可能です。

腎臓病用の宅配食における本当のメリットとは

楽で安心で美味しい、と良いことずくめのような腎臓病用の宅配食。しかし実は、そのメリットの本質は別な点にあります。

面倒なことほど外注のメリットは大きい

食事の準備はたとえ一般食であっても面倒なものですが、腎臓病食となると手間は段違いです。

つまり宅配食という形で外注することによって省ける手間の量も、それだけ多いことになります。

ある意味、健康な人が一般の食事を外食で済ませるより、腎臓病の方が宅配食を注文するほうが、得られる利益は大きいということになるのです。

 

食事の準備時間を別のことに充てられる

手間を大きく省けるということは、その分だけ自由時間を多く手に入れられるということでもあります。

実際、日本栄養士会雑誌に掲載された『宅配治療食利用者の現状に関するアンケート調査』によると、調査対象者396名のうち、宅配治療食の利点として「時間を他のことに使えるようになった」という回答を挙げた者が77%を占めるという結果になっています。

出典:日本栄養士会雑誌 / 57 巻 (2014) 12号/宅配治療食利用者の現状に関するアンケート調査

腎臓病の宅配食を利用し、手間と時間から解放されることで、人生をより豊かに過ごせるようになるのです。

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腎臓病の宅配食まとめ

健康に気を遣うのも、突き詰めれば自分の人生の質(クオリティ・オブ・ライフ)を向上させるためです。

食事は大切ですが、それ以外のいろいろな活動にも時間を費やしたいのが人間でしょう。

腎臓病食を栄養学の素人が毎日毎日用意するのは、非常に大変です。その時間と労力を別のことへ振り向け、充実した人生を過ごすためにも、宅配食という方法を検討されてみてはいかがでしょうか。

腎臓病食宅配の口コミチェック!